暮らし

2025.06.05 09:15

個人宅ネットの6割は光回線、徐々に広がるホームルーターとは

GettyImages

GettyImages

最近は、スマホ中心の生活でかつ、通信回線も速く容量無制限の設定もあるので、自宅のネット回線にこだわる必要はなくなってきている。とはいえ、家族みんなが安定した通信を確保するには、自宅にネット回線を引いているほうが安心なのはいうまでもない。

advertisement

そんな自宅のネット回線について、スマートフォンPLUSが全国の男女1000名にアンケート調査。結果を公開している。

まず、自宅で使用しているネット回線の種類について、トップは「光回線」の57.9%と半数以上が利用していることがわかった。ついで「J:COM」で9.9%、「ホームルーター」が9.5%と続いている。ホームルーターがJ:COMと同等レベルで利用されているのが意外だと感じた。

どこの光回線を利用しているのか問うたところ、「ドコモ光」が18.8%でトップ。次いで「フレッツ光」の15.9%、「ソフトバンク光」の15.2%となっている。やはりスマホの契約と絡めてセット割を活用している人が多く、フレッツ光は、安定さや量販店に進められて契約している人が多いようだ。

advertisement

一方、ホームルーターはどこを利用しているかというと、「SoftBank Air」が43.2%でトップ。「UQ WiMAX」が20.0%、「ドコモhome 5G」が18.9%となっている。SoftBank Airユーザーは、「スマホ回線と同じで工事不要なのとキャンペーンに惹かれて」という人が多く、UQ WiMAXもスマホと回線が同じで安いから、ドコモhome 5Gはマンションの回線が遅かったり光回線が使えなかったからという意見が多かった。

また、ネット回線の満足度については、10段階評価で「8」が最も多く、速度には満足しているが、たまに回線の調子が悪いときがあるという意見が見られた。

さらに、料金についての満足度としては、10段階評価で「5」が最も多かった。もう少し安ければという意見は見られたが、4以下は1割程度しかおらず、全体的に見れば満足度は高いようだ。

筆者は、光回線を利用しているが、最近は5Gbpsや10Gbpsのサービスも展開されていて、速度的には不満に感じたことはまったくない。スマホの回線も確かに速くはなっているが、時間帯によっては、繋がりにくかったりすることもあるため、スマホの回線を使用しているホームルーターは筆者的には微妙と感じているが、思った以上に利用者が多いので、場所によっては快適なのかもしれない。自宅にネット回線を引いている人は、見直してみたり、引いていない人は検討してみては?

出典:スマートフォンPLUS「自宅のインターネット回線アンケート」より

文=飯島範久

タグ:

advertisement

ForbesBrandVoice

人気記事