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2025.06.13 14:15

英語学習書累計42万部著者が明かすネイティブ英語圏のワナ、TOEIC800点で通用しない理由

酒井一郎氏。1992〜2011年英検面接委員を務め、執筆した英語教育関連著書は19冊、累計42万部刷

3. “No”を恐れずに伝えるスキル

→ 相手は「率直さ」を信頼する
日本人は「No」と言うのを避けがちだが、ビジネスでは明確な拒否がないと相手が混乱する。

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× Bad:
I’ll think about it… (考えておきます…)

〇 Good:
Thank you, but I can’t do it now. (ありがとう。でも今はできません)

4. 「沈黙」を避け、即時リアクションを返す

→ 沈黙=否定・不満・準備不足と受け取られる
日本では“考える時間”だが、英語圏では反応がないと「No」や「困惑」と捉えられる。即答できない場合はThinking aloud(声に出して考える)”というテクニックが有効。

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〇 Good:
Good point. Let me think. (いい質問ですね。ちょっと考えさせて)

または
That’s a good idea. (いいアイデアですね)

5. 感情や熱意を言葉にして伝える

→ 冷静すぎると「やる気がない」と誤解される
英語圏では、「信念」や「やる気」を表に出すことがプロフェッショナルとされる。

× Bad:
This is our idea. (これは私たちのアイデアです。)

〇 Good:
We’re excited about this idea! (このアイデアにワクワクしています!)

6. 前提・背景を言葉にして説明する

→ “察してくれる”は通じない
文化や業界が違えば、当然「当たり前」も違う。相手は自分の状況を知らない前提で話すべき。

〇 Good:
We made this for Asian customers. (これはアジアのお客様のために作りました)

7.やることを最後にハッキリ言う

→ 議論で終わらせない。アクションを明文化
話し合いの後、次に何をするか不明確なまま終えると、「結局やらない」とみなされる

〇 Good:
I will send the file tomorrow. (明日、資料を送ります)

または
Can you check it by Friday? (金曜日までに見てもらえますか?)

次ページ > 「英語を話す」とは「異文化を理解していくこと」

文=酒井一郎 編集=石井節子

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