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2025.06.13 14:15

英語学習書累計42万部著者が明かすネイティブ英語圏のワナ、TOEIC800点で通用しない理由

酒井一郎氏。1992〜2011年英検面接委員を務め、執筆した英語教育関連著書は19冊、累計42万部刷

英語を話す国=全て同じではない

非ネイティブ英語圏の“独自ルール”にも注意

英語が公用語・ビジネス言語として使われていても、文化背景によってコミュニケーションの常識は大きく異なる。以下はその代表例だ。

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シンガポール
多民族国家。英語は共通語だが、暗黙の了解・調和志向が強い。Yesは実はMaybe。

インド
表面上はフレンドリーでも、合意までに時間がかかる。Yesは「聞いた」だけで「同意」ではない場合も。

フィリピン
ホスピタリティ文化が強く、はっきりNoと言わない傾向がある。笑顔の裏に曖昧な合意があることも。

非ネイティブ圏では、「相手を不快にしない」ことを最優先するため、Yesの意味すらあいまいになることがある。

つまり、「英語が通じる」=「文化が通じる」ではない

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日本人が身につけるべき「ビジネス文化リテラシー」

〜シンプルな英語で伝える、“通じる”ための異文化理解力~

グローバルビジネスにおいて、「英語が話せる」だけでは成果につながらない。
本当に必要なのは、「相手の文化的背景を理解し、それに合った伝え方を選べる力」、すなわちビジネス文化リテラシー(Cross-cultural business literacy)である。
以下に、その具体的なスキルと英文例を紹介する。


1. 主語と意思を明確にする

→ 「主語がない・曖昧」は致命的
日本語的な曖昧表現(例:「そろそろ決めてもいいかもしれません」)は、英語では誰の意思なのかが不明確で、責任が取れない印象を与える。

× Bad:
Maybe good to decide soon. (そろそろ決めた方が良いかもしれません。)

〇 Good:
I think we should decide today. (私は今日決めたほうがいいと思います)

2. 自分の意見に責任を持って表現する

→ “意見を述べる=対立”ではない
意見を言わない人は「考えていない」「準備していない」と見なされる。
反対意見でも論理と敬意をもって伝えれば評価される。

× Bad:
I don’t know. It depends. (わかりません。それは状況によります。)

〇 Good:
I like option B. It’s simple. (私はB案がいいです。シンプルだから)

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文=酒井一郎 編集=石井節子

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