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2025.05.28 10:30

リモートワークで「孤独を感じる」4つの理由とその対処法

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リモートワークは、柔軟性や自律性があり、長い通勤時間から解放される働き方ではあるが、デメリットがないわけではない。リモートワーカーが直面する最も一般的な問題のひとつは、予期せぬ孤独感だ。リモートワークは夢物語のように聞こえるかもしれないが、現実には、周りからの断絶や孤独を感じることもある。

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もしあなたもリモートワークで孤独を感じているのであれば、それはあなただけではない。多くのリモートワーカーが同じような苦労を経験しているのだ。Gallupの調査によると、完全リモートで働く人の25%が孤独を感じていると回答している。

良いニュースは、リモートワークをしながら、よりつながりを感じ、サポートされ、充実した生活を送るための実践的な方法があるということだ。本稿では、リモートワークが孤独に感じる4つの主な理由と、その状況を好転させるためにできることを紹介しよう。

同僚との顔が見えないつながり

リモートワークへの移行で最も顕著な変化のひとつは、自発的な対面での交流がなくなることだ。廊下でのちょっとしたおしゃべり、コーヒーブレイク、昼食などは、些細なことに思えるかもしれないが、仲間意識や帰属意識を高めてくれるものだ。こうした気軽な触れ合いがないと、たとえ一日中ビデオ通話をしていたとしても、孤立していると感じやすくなる。

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それに対処する方法は、チームメンバーが同じ地域にいる場合は、率先して時折ミーティングを企画することだ。地理的に離れている場合は、金曜日の朝のコーヒータイムや、テーマに沿ったバーチャルランチ、あるいはチーム対抗のトリビアアワーなど、仕事以外のバーチャル・ミートアップを提案しよう。仕事のカレンダーに社交の時間を組み込むことで、必要な人間的つながりを取り戻し、チームスピリットを維持することができる。

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翻訳=江津拓哉

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