仕事とプライベートの曖昧さ
リモートワークでは、仕事とプライベートを分ける物理的、精神的な境界線がなくなってしまうことが多い。ダイニングテーブルがデスクを兼ねるようになると、「退社」するのが難しくなり、時間が経つにつれて、精神的な疲労や束縛感につながってしまう。
仕事と生活の境界線をはっきりさせることが重要だ。たとえ小さな一角であっても、自宅に専用のワークスペースを決め、そこを自分のオフィスのように扱おう。散歩をしたり、ストレッチをしたり、ポッドキャストを聴いたりなど、通勤時間を模倣したルーティンで仕事の始まりと終わりを迎えよう。勤務時間を決め、それをチームに伝えよう。
仕事するゾーンを明確にすることと同じくらい重要なのは、純粋に仕事から離れ、くつろげる個人的なスペースや時間を確保することだ。居心地の良い読書スペースでも、家族で食事をするキッチンテーブルでも、単に屋外で過ごす時間でも、自分だけのスペースや時間を確保することで、休息や個人的な時間は「贅沢なもの」ではなく、「必要なもの」であるという考えを強めることができる。このような境界線を設けることで、個人の時間を守りつつ、健康的な1日を形作り、燃え尽き症候群や精神的な疲労のリスクを減らすことができる。
オフィスならではのエネルギーの欠如
やる気のある同僚といっしょの空間にいて、リアルタイムでアイデアを出し合い、何か大きなことを成し遂げていると感じることで、ある種の活気が生まれる。そのようなエネルギーがないリモートワークは、静的で、退屈なものにさえ感じられることがある。
このような共同作業の感覚を呼び覚ますには、WeWorkのようなコワーキングスペースなどに行くことを検討してみよう。気分転換になるだけでなく、同じ目標に向かって働く仲間がいる環境に身を置くことができる。コストが気になるなら、勤め先に相談してみよう。多くの企業は、リモートワーク支援の一環として、コワーキングスペースの会員費を負担することに前向きだ。
さらに、ワーキングセッションやブレーンストーミングのためのライブ通話など、チームでリアルタイムにコラボレーションする機会を提案してみよう。チームのエネルギーをバーチャルで再現するのは難しいことかもしれないが、試してみる価値は十分にある。


