3. 頼まなくてもニーズを満たしてくれる
残念なことに、多くの恋愛関係においては片方が相手に自分のニーズを常に言わなければならない。往々にしてそうしたニーズは基本的なものだ。だが、そうしたニーズを口にすると、「要求が多い」とみられたり、「しつこい」と非難されたりすることが多い。だが実際には、人生を共にする相手に努力を期待するのは決して理不尽なことではない。協力してもらうためにパートナーを説得する必要は、ないはずだ。
健全な関係においては相手の言動を点数化することもなければ、何度も物事を説明する必要もない。実際、専門誌『Personality and Individual Differences(パーソナリティ・アンド・インディブジュアル・ディファレンシーズ)』に掲載された2019年の研究によると、他者を思いやるパートナー、つまり見返りを期待することなくあなたのウェルビーイングを純粋に気遣う人を選ぶことが、賢い伴侶を選ぶことになるという。別の言葉で言うと、ただそうしたいからという理由で一貫してあなたの力になる人を選ぶと、長期的に関係の満足度が高まる。
会話をしているときに、携帯電話を見ないように頼む必要はない。後片付けするように繰り返し小言を言う必要もない。そして、これらの基本的なこともさることながら、愛や優しさを相手に求める必要はない。他者を思いやる人は、日常的に愛や優しさをあなたに注ぐ。そこには、ためらいも憤りもない。
そうしたパートナーはスーパーに買い物に行き、あなたの好きなお菓子や花束を買ってきてくれるかもしれない。一日の終わりに、誰に言われることもなくあなたの肩をただ黙って揉んでくれるかもしれない。あるいは褒められたり認められたり、見返りを期待することなく、あなたが笑顔になるようなちょっとしたことをしてくれるかもしれない。このような無償の愛は、ごく少数の人しか経験できないものだ。
そして、あなたのパートナーが上記3つをすべて満たしている場合、つまりあなたに同調し、重要な局面であなたの味方になり、頼まれなくてもあなたの力になってくれる場合、おそらくあなたは特別な人と一緒にいるとすでにわかっているのではないか。もし、この記事を読むまで知らなかったのなら、自覚しよう。あなたのパートナーは「ずっと大切にしたい人」なのだ。


