マドラス、ギンガム、タータン、千鳥格子……、色の組み合わせだって多種多様だ。まさに無限大の可能性を秘めるチェック柄。ただし大人っぽくスマートに装うのなら、やはり同系色のコーディネイトが便利みたい。街のグッドサンプルはこちら!
【写真10点】「チェックシャツは同系色が正解」の詳細を写真でチェック
(1)シンプルに、頭と足元でチェックの色を拾う
スプリングさん(33歳)
格子柄とユニークな染め柄が共演した、亜流マドラスチェックとも表現すべきシャツが主役。いい具合に肩が落ちたシルエットで、モダンなリラックス感を伝える。
柄自体は個性的ながら、色味はシンプルなモノトーン。だからキャップと足元の白&黒でサンドすれば、自ずとまとまりよく見える。ベーシックなデニムとも相性上々だ。


(2)海の匂いも漂う、チノーズと同系色のチェックシャツ
松村さん(31歳)
Tシャツ&チノーズというオーセンティックな組み合わせを、まずはフロントのイラストでポップに補強。で、チノーズと同系色の暖色系チェックシャツをさらり。
いい具合に力の抜けたスタイルのなか、シャツのかすれたような色柄が海っぽさをアピール。ヴァンズとサングラスは黒で揃え、チェック柄の曖昧なイメージを引き締めた。


(3)個性的な柄を、モノトーンコーデのアクセントに
川上晃平さん(35歳)
細かい正方形が並ぶデザインは、グラフチェックに近しいもの。ただし白地に黒が滲んだような見え方が、ミニマルなのに個性的。なんとも不思議なチェック柄だ。
とはいえ、難しく考える必要はなし。ご覧のように黒主体のコーディネイトに組み込めばしっかり馴染み、程良いアクセントにもなってくれる。質感の差を主張すべく、ナイロンベストを合わたのも上手な選択。


◇
可能性が無限大なだけに、ともすると狙いと別方向のイメージが強まりかねないチェック柄。だからこそ、大人っぽくスマートに見せたいなら同系色チェックの活用法をチェックしておきたい。そのダジャレ聞き飽きたよ、というお口にはチャックを……。
(この記事はOCEANSより転載しています)



