
これらの結果を踏まえて、ONEcosmeは日焼け止めを選ぶときの4つのポイントを提案している。
ポイント1:SPF・PAの数値
SPFは、シミや赤みの原因となるUV-Bを防ぐ指標(1〜50+)、PAは、シワやたるみの原因となるUV-Aを防ぐ指標(+~++++)だ。下の表を参考に、使う状況に合わせて、この2つの数値で示される性能の日焼け止めを選ぶといい。ただし強力であればよいというものでもない。強くなればそれだけ肌への負担も大きくなるので、「必要十分な数値」で選ぶようONEcosmeはすすめている。
使用シーン | SPF・PA値 advertisement |
|---|---|
日常生活(買い物・通勤など) | SPF10~20、PA+~++ |
軽めの外出や短時間の屋外活動 | SPF20~40、PA++~+++ |
炎天下やマリンスポーツ時 | SPF30~50+、PA+++~++++ |
ポイント2:成分
日焼け止めの紫外線カット成分には、紫外線を吸収して熱などに変換して放出する「紫外線吸収剤」と、紫外線を反射させて肌を守る「紫外線散乱剤」とがある。
紫外線吸収剤は、塗り心地が軽く白浮きしにくいのが長所だが、肌の上で化学反応が起きるので敏感肌の人には刺激になるということだ。時間とともに効果が薄れるので、こまめな塗り直しも必要となる。
紫外線散乱剤(ノンケミカル)は、酸化チタンや酸化亜鉛などのミネラルで物理的に紫外線を反射させるもので、肌への負担が比較的少ないのが特徴。敏感肌用や赤ちゃん用に使われる。ただし白浮きしやすく、重めのテクスチャーとなる。
ポイント3:テクスチャー(塗り心地)
日焼け止めのテクスチャー(塗り心地)にはおもに次の3つがある。
ミルクタイプ:なめらかで塗りやすく肌になじむ。
クリームタイプ:保湿力が高い。
ジェルタイプ:軽やかでベタつきが少ない。
また塗布方法にも、外出時の塗り直しがしやすいスプレータイプやスティックタイプがある。
ポイント4:耐水性
水や汗で簡単に落ちてしまわないよう、「UV耐水性」のチェックも大切だ。日本化粧品工業連合会のガイドラインにより、次の2段階で示される。
UV耐水性★:約40分間の水浴後もSPF効果が一定程度保たれる。
UV耐水性★★:約80分間の水浴後も効果が維持しやすい。
この調査では、多くの人が1年をとおして日焼け止めを使用するほど紫外線には敏感に対策しているが、塗り直しをしない人も多い。じつは日焼け止めはマスクや衣服でこすれて落ちてしまうことが多く、とくに汗をかく季節では2〜3時間ごとの塗り直しが基本ということだ。
これらの基礎知識をいかして、上手に紫外線対策をしよう。


