スタートアップといえば、たいていは米シリコンバレーのテック系の起業家を思い浮かべるだろう。ベンチャーを支援する資金力のある企業は数多くのユニコーン企業を生み出してきた。人々はそうしたユニコーン企業の製品やサービスを日常的に利用している。だが、いわゆる「つまらない」ビジネスにも実は儲ける機会が潜んでいる。そうしたビジネスは、人々が自分ではやりたがらない必要なサービスを提供している。
実のところ、「つまらない」という言葉は公平ではない。ビジネスを立ち上げて成功させた人にとって、会社は美しい愛する我が子だ。華やかな事業と社会に認識されていないかもしれないが、しっかりとしたサービスを提供し、事業主に良い収入をもたらすビジネスはたくさんある。ほとんどの人はこれらのビジネスを敬遠するかもしれない。だが、大卒であろうとなかろうと、力仕事をすることに抵抗がなく、一日中オフィスで過ごすのが好きではない人にとって、以下のビジネスでは富を築くチャンスが得られる。あなたも興味があるかもしれない、そうしたビジネスを5つ紹介しよう。
地道で厳しい仕事を厭わない勤勉な人々に開く、富への道
驚くかもしれないが、清掃や不用品の回収、高圧洗浄、コインランドリー、害虫駆除などのビジネスでは大きな富への道が開かれる。周囲の目を気にして思いとどまらないでほしい。参入障壁が低く、安定した需要があり、利幅が大きいことから、これらのビジネスは地道で厳しい仕事を厭わない勤勉な人々にとって魅力的なものとなっている。必要不可欠なサービスと拡張可能なモデルに注力することで、起業家はこれらの見下されてきた業界を成功する企業に変え、経済的自由を得られる。加えて、これらのビジネスの多くは人工知能(AI)に乗っ取られることはなさそうだ。
なお、この記事で示している収入は目安であり、幅がある。いくら稼げるかは事業展開する場所や初期投資額、適切な労働者の確保、規模拡大能力、実行力によって異なる。



