海外

2025.04.15 10:30

OpenAIに挑む、AIエージェントの米Writerに大手企業が熱視線を注ぐ理由

Writerの共同創業者でCEOのメイ・ハビブ(Big Event Media/Getty Images for HumanX Conference)

2人は2015年に機械翻訳企業のQordobaを立ち上げたが、その後、企業ごとの文体やトーンに合わせてコンテンツを生成する方向に事業を転換し、2020年にWriterとして再スタートを切った。同社の初期の顧客の一社がツイッター(現X)で、同社はかつてWriterのシステムを使ってブログ記事の量産を行っていた(なお、2022年にイーロン・マスクがツイッターを買収した後、支払いが停止されたWriterは訴訟を起こし、最終的に95%の未払金を回収した。Xは、コメント要請に応じなかった)。

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ハビブは、Writerが「4〜6カ月ごとにまったく別の会社になっている」と冗談交じりに話す。彼女はまた「私たちは、生成AI版のエラズ・ツアーなんです」と、テイラー・スウィフトのキャリア回顧型のコンサートに言及して笑う。「変化のスピードに対応できない企業に代わって、私たちがそのスピードに追いついていくんです」

そんなWriterの次のステージには、まったく新しいアプローチがあるという。アルシークはそれを「自己進化型のAI」と呼ぶ。彼のチームは、人の手を介さずに自動でミスから学習するモデルを開発しているのだという。「それは、賢い人材を会社に採用するようなものだ。時間が経てば、より多くの知識を身につけ、成長していく人材のようなAIモデルだ」

ハビブにとって、これは新たな可能性を意味する。そして彼女は、顧客と一緒にその未来を構想する瞬間が待ちきれないと思っている。「私は、今はまだ存在しない何かを想像せずにいられないんです。未来の顧客とホワイトボードの前に立つ日を夢見ています」と彼女は語った。

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forbes.com 原文

編集=上田裕資

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