2. ウェブデザイン
米労働統計局によると、ウェブデザイナーやウェブ開発者への需要は8%増加しており、他の職種に対する平均的な需要を上回っている。需要が大きいことから、ウェブデザインは非常に有効な不労所得源だ。需要増の背景には、日々多くの個人事業や中小の事業が立ち上げられていることがある。個人事業主らはウェブサイトやコンバージョン率の高いランディングページ、アプリを必要としている。これらは顧客の獲得と満足度アップの流れを生み出すことに役立つため、個人事業主らは喜んで投資する。
2025年、習得価値のあるウェブデザインとウェブ開発のスキル
・コード不要のウェブデザインツール
・UX・UIデザイン
・Python(パイソン)
・HTML
・CSS
・JavaScript(ジャバスクリプト)
・API統合
ウェブデザイナー向け不労所得アイデア
・ウェブサイトのテンプレート販売
・ウェブサイトやアプリの制作と収益化
・ウェブデザインのコースやオンラインアカデミーの会員権販売(高収入が得られるスキルであるため、多くのプロフェッショナルがこれらの学習に関心がある)
3. 講師・コーチ
不労所得源に変えられるもうひとつのすばらしいスキルは、専門知識や専門技術の指導だ。特にeラーニングは人気があるため、長年の経験を人々が喜んでお金を払う永続的な商品に変えられる。
2025年、習得価値のある指導やコーチングのスキル
・コミュニケーション
・プレゼンテーション
・デザインと視覚学習
・人前でのトーク
・組織マネジメント
指導者やコーチ向けの不労所得アイデア
・オンラインコースやミニ講習会、またはマスタークラス
・ライセンス契約またはレッスン
・購読ベースのコンテンツ
・リソースライブラリまたは会員制サイト
上記のスキルと関連する不労所得アイデアリストのすばらしい点は、複数の不労所得の流れを生み出せることだ。いくつかのアイデアを選び、互いを補完し合うようにして、バランスの取れたパッケージやサービスを作り出せる。
例えばウェブデザイナーであれば、オンラインコースやマスタークラスを開設してデザイナー志望者に技術を教えたり、デジタル製品や印刷可能なものを販売して新人デザイナーのキャリアのスタートを支援したりできる。また、技術系のキャリアを追求したい人向けのコンテンツを定期的に紹介する会員制サイトを運営するのも手だ。
このアプローチを正しく実行すれば、毎月数千ドルの不労所得も夢ではない。
ただ明確にしておきたいのは、不労所得を一攫千金やまったく働かずに済むことと混同してはいけないということだ。順調に不労所得を得られるようにするためには、最初にかなりの労力を費やす必要がある。この下準備には、生産や戦略的な計画、市場調査、確固たるマーケティングおよび認知度向上の計画、システム設定、ソフトウェアの導入、自動化の設定などが含まれる。
だがすべてを整えてしまえば、あとは不労所得を生む事業を軽く監督するだけでいい。規模が拡大すれば、新たな不労所得のアイデアに投資するか、貯蓄や不動産への長期投資などで将来の財政基盤を構築できる。


