2. 本物のつながりを築く
2つめのポイントは、ありのままの自分を相手に見せ、定期的に互いの状況を確認し、充実した時間を一緒に過ごすのを大切にしていると示すことだ。
調査参加者は、カップルが本物のつながりを育み、相手に愛されていると感じられるようになる2つの方法を示した。
・相互の親近感を育む
互いに親近感を持つというのは、義務感からではなく、共に過ごすことを純粋に楽しむために一緒にいたいと思うことだ。充実した時間を一緒に過ごしたり、将来について語り合ったりする。あるいは、互いの距離を縮めるような有意義な会話をしたり経験を共有したりするといったシンプルなことだ。それは物理的にも感情的にも互いが寄り添っていることを意味する。たとえば、特別な「夜のデート」の時間を毎週設け、その時間は相手だけに注意を向けるといい
・気持ちを通わせる
愛されているという気持ちは、相手に理解されているという感覚から生まれる。これは、カップルが互いに相手の話に積極的に耳を傾け、共感し、関心を示すことで実現する。感情的に相手を受け入れ、些細なことにも注意を払い、弱さを分かち合うことでもある。たとえば、予定しているプレゼンについてパートナーが不安を感じていると口にしたら、終わった後にどうだったか忘れずに確かめるようにしたい。
「パートナーの感情と考えが自分のものと一致し、2人が精神面で1つになったとき、人は愛されていると感じる」と研究者らは述べている。