ウィンストン・レッドダイヤモンドは、ウィンストン・ファンシーカラーダイヤモンド・コレクションの宝石40個とともに展示される。深いティール色から柔らかなピーチ色まで、色とりどりのダイヤモンドが織りなす虹色の輝きが楽しめそうだ。
あらゆる色彩のダイヤモンドを網羅したウィンストン・ファンシーカラーダイヤモンド・コレクションの宝石の一部(Robert Weldon, arranged by Gabriela Farfan, courtesy of Ronald Winston)
「このコレクションには夢にも思わなかったような色のダイヤモンドがある」と、鉱物学者で宝石鉱物学の学芸員資格を有する
ガブリエラ・ファルファンは語った。「これらの宝石のおかげで、ダイヤモンドが持ちうるあらゆる色彩を来館者と共有する機会が得られた」
このファンシーカラーダイヤモンド・コレクションは、ロナルド・ウィンストンが60年かけて収集してきたものだ。ホープダイヤモンドと並び、「ウィンストン家の遺産をたたえ、格別に優れた宝石の輝きと希少性を紹介する」展示になるだろうと博物館は述べている。
0.4カラットから9.49カラットまで、色とりどりのダイヤモンド40個が「ウィンストン・レッドダイヤモンド」とともに展示される(Robert Weldon, arranged by Gabriela Farfan, courtesy of Ronald Winston)
現存する中で世界最大のファンシーレッドダイヤモンドは、ロンドンの高級宝石店
ムサイエフが所有する5.11カラットの「ムサイエフレッドダイヤモンド」である。原石は1990年代にブラジルのアバエテ川で地元の農夫が発見した。
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forbes.com原文)