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サイエンス

2025.02.23 18:00

ファッションで「気持ち」をコントロール、結果を出す服の選び方

Roman Samborskyi / Shutterstock.com

黄や赤などの明るい色の服は元気の源となる(Shutterstock.com)

黄や赤などの明るい色の服は元気の源となる(Shutterstock.com)

 ドーパミンドレッシングで成功を勝ち取る

ファッションは一種の自己表現であり「なりたい自分」になる後押しをしてくれる。自尊心が高まる服を選ぶことで、自分は有能だという自信を強化できる。

日常生活でドーパミンドレッシングを実践する方法を、いくつか紹介しよう。

・自信を高めてくれるワードローブをつくる:まずはワードローブをつくってみよう。自分の体にフィットし、着回しがきく服の小さなコレクションだ。自分のスタイルに合い、自信を高めてくれることを重視しよう。最高に気分が良くなるアイテムを厳選することで、クローゼットを整理できるだけでなく、着るたびに良い気分になる定番の服装をつくることができる。

・個性をプラスする:個人的な意味合いを持つアイテムを取り入れよう。人生の節目となった出来事を思い出すジュエリーや、自信が湧き出る色といったものだ。こうした個性は、自分の価値を日常のなかで実感できるものであり、服装が心にもたらす効果を強化するのに役立つ。

・気分が高まる色を選択する:ポジティブな感情を想起させる色を選ぼう。黄や赤などの明るい色は元気の源になり、青や緑は心を落ち着かせ、集中力を高めてくれるかもしれない。あなたがなりたい気分に合う色を身に着けよう。

・快適さを重視する:スタイリッシュなだけでなく、着心地も良い服を選ぼう。体がリラックスしていると、精神的な自信も高まり、気が散りにくくなるため、最高のパフォーマンスを発揮できる。

・日々の服装に意図を持たせる:服を選ぶ前に、その日どのような気分でいたいかを自問してみよう。元気を出したい? それなら、色鮮やかな服を選ぶといい。服装に意図を持たせることで、自分の心のニーズに合った選択ができる。

・気分や目的に合う服を着る:気分や予定に合わせて服を選ぼう。重要なプレゼンで力を発揮したいときであれ、リラックスした状態でブレーンストーミングに臨みたいときであれ、服装によって基調を定めることができる。

あなたが着るものは、世界に、そして何より自分自身に、あなたが今の自分に満足しており、何が起きても立ち向かう準備が整っていることを伝えている。意識的に服を選ぶことで、自尊心を育む強力なワードローブをつくることができる。あなたの生まれ持った価値を、日々再確認できるはずだ。


forbes.com 原文

翻訳=米井香織/ガリレオ

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