キャリア

2025.02.23 13:00

2025年版「高給・高需要」が期待される職種TOP15、米国

bangoland / Shutterstock

高給・高需要の職種とは:AI導入で需要が増える分野もある

レジュメ・ジーニアスのキャリアエキスパート、エヴァ・チャンは、「医療関連需要には衰えが見えず、労働力不足がますます顕著になっています」と解説する。「高齢化と、医療へのアクセス拡大に伴い、医療関連事業者は、ビジネスに不可欠な人材の獲得に苦労しています。これは特に看護とメンタルヘルスケアサービスの分野で顕著です。これは一時的なトレンドではなく、長期的変化であり、今後数年間にわたって雇用市場を左右するでしょう」
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「教員不足は目新しい現象ではありませんが、注目すべきは、AIが牽引するデジタルトランスフォーメーション(DX)が、教育を再編していることです」と、チャンは語る。同氏によれば、学校が教室にAIツール、適応的学習プラットフォーム、自動化を導入するなかで、教育者の役割は進化している。

「従来の職種への悪影響を心配する人がいる一方で、AIスキルは次世代に不可欠だという認識も浸透しつつあります」と、チャンは指摘する。「学校は、教育現場と、テック偏重が進む労働力のあいだのギャップを埋める専門家に投資しているのです」

一方、レジュメ・ジーニアスの上席採用責任者ジェフリー・スコットは、「雇用市場のトレンドは、高スキル・高インパクトな役割へと転換しつつあります」と指摘する。同氏によれば、AIと自動化がルーティンワークを担うようになりつつあるものの、一方で、データを分析し、AIの助言に基づいて意思決定できる働き手への需要も高まっている。「こういった理由で、ソフトウェア開発者、市場調査アナリスト、管理アナリストといった職種が成長しています。企業が求めているのは、データを元に戦略を立てられる人材なのです」
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スコットはまた、医療関連や、ロジスティクスに関する職種は、いまだに自動化が不可能な現場の専門性が求められるため、依然として不可欠だと述べた。こうした職種は、2025年も引き続き高給・高需要が予想される。

2025年の高給・高需要の職種トップ15

トップ15について、年間給与の中央値が大きいものから紹介しよう。

1. ソフトウェア開発者:13万160ドル(約1980万円) 

予想年間求人数:12万5100人
雇用成長率(2022~2023年):17%
雇用者総数(2023年):189万7100人
学歴:学部卒または専門教育。

2. 麻酔専門看護師、看護助産師、ナースプラクティショナー(診療看護師):12万9480ドル(約1970万円)

予想年間求人数:2万9000人
雇用成長率(2022~2023年):40%
雇用者総数(2023年):34万9600人
学歴:修士卒

3. 教育管理者:11万1020ドル(約1690万円)

予想年間求人数:1万5200人
雇用成長率(2022~2023年):3%
雇用者総数(2023年):30万2580人
学歴:修士卒

4. ゼネラルマネージャー及びオペレーションマネージャー:10万1280ドル(約1540万円)

予想年間求人数:32万800人
雇用成長率(2022~2023年):6%
雇用者総数(2023年):350万7810人
学歴:学部卒(業界による)

5. マネジメント・アナリスト:9万9410ドル(約1510万円)

予想年間求人数:9万5700人
雇用成長率(2022~2023年):11%
雇用者総数(2023年):101万8300人
学歴:学部卒
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翻訳=的場知之/ガリレオ

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