この調査からは、旅先ではテクノロジーから自分を切り離して、ハイキングや乗馬などのリラックス体験を楽しもうとするZ世代の姿が浮かび上がった。目的地として選ばれるのは、世界各地の自然豊かで、ありふれた観光地では味わえない地元の文化に触れられる地域だ。
この冬、Z世代に人気の高い旅行先は以下のとおりである。
ポルトセグロ(ブラジル)
大西洋に面した歴史ある港町ポルトセグロは、90kmにわたって砂浜続くビーチが名物。華やかなナイトライフも楽しめ、息抜きや地元の人々との交流にぴったりだ。プライアグランデ(ブラジル)
ブラジルからはもう1都市がランクインした。サンパウロ南郊にあるプライアグランデは、海水浴場とサーフィンにうってつけの美しいビーチで知られている。シドニー(オーストラリア)
シドニーはオーストラリア随一の文化都市。Z世代の「死ぬまでに必ず行きたい旅行先」リストにも入っている。若い旅行者たちは、のんびりした生活ペース、美しいビーチ、楽しいパーティー三昧の休暇を求めてシドニーに集まる。オーランド(米フロリダ州)
あまり遠出したくない米国のZ世代に人気なのが、フロリダ州オーランドだ。ウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートをはじめとした観光スポットには事欠かず、天気の良さも折り紙付きとあって、わざわざ海外に行かなくても太陽を燦々と浴びながらゆっくり休暇を満喫できると評判が高い。アリカンテ(スペイン)
スペインの海岸リゾートとして名高いコスタ・ブランカ(白い海岸)と呼ばれる一帯にある港町アリカンテは、石畳の通りやカラフルな建物で知られるが、ナイトライフの華やかさでもZ世代の旅行者に人気の旅行先となっている。大都市よりもはるかにリラックスした雰囲気で、ゆったりした時間を過ごせる。


