ロシア・北朝鮮側の激しい損耗は、クルスク州でのロシア軍主導の2カ月にわたる反攻に重くのしかかりつつある。ウクライナのシンクタンク、防衛戦略センター(CDS)は8日の作戦状況レポートで「クルスク州では戦闘作戦が最大限の激しさに達しており、現地のロシア軍集団はあらゆるリソースを費やすことを強いられている」と分析している。
これはロシア側にとって「きわめて不都合で不利な時期に起こった」ともCDSは指摘している。「集中的な戦闘がさらに5日ないし10日続く場合、これまでの反撃で大きな損害を被っているロシア軍集団は迅速な補充が必要になる。この補充は、前線のほかの区域から兵力を移すことでしか実現できない」
(forbes.com 原文)