【調査概要】
調査時期：2024年11月1日（金）～11月20日（水）
調査方法：インターネット調査
調査対象：キャリア・マム会員
有効回答数：有効回答数：300人 （45歳～64歳女性）（全国）
流行スイーツは「コンビニで」が定着
調査によると「流行スイーツ部門」の1位は前回調査同様「お芋スイーツ」が獲得した。2位には、前回3位から浮上した「生ドーナツ」がランクイン。ランクインした多くの商品は専門店だけでなくコンビニでも手軽に購入できることから、流行のスイーツを素早く手にいれる場所としてコンビニは欠かせない存在となっているようだ。
advertisement
「流行グルメ部門」では、「おにぎり専門店」が3期連続で1位を獲得。コンビニやスーパーでも「名物おにぎり」や「変わり種おにぎり」が続々と登場し、おにぎり市場は広がりを見せている。2位には「米粉（ライスペーパー）を使った料理」がランクイン。SNSで「生春巻き以外の使い方」として意外なレシピが拡散しており、人気が高まったようだ。8位の「辛麺」や9位の「韓国のインスタント麺」など、辛い料理が定着しつつあるのも注目だ。
アニメ・漫画は50代女性からも熱い支持
「アニメや漫画は子供のもの」という認識はもはや時代遅れのようで、50代前後の女性たちもファン層に加わっている。今回の調査では1位「薬屋のひとりごと」、2位「葬送のフリーレン」といった幅広い世代で人気の作品がトップに輝いた。アニメや漫画は若年層向けだけに訴求するのではなく、幅広い年代でチャンスがあると捉えなくてはいけないだろう。
50代前後女性の7割に「推し」がいる
「推し活」は50代前後の女性にも広がっている。調査では約70％が「推し」または「お気に入り」がいると回答した。「アイドル部門」では、「Snow Man」が1位、2位に「Number_i」がランクインした。また「BE:FIRST」は前回のランク外から急上昇し、注目度が高まっている。「俳優部門」では、「目黒蓮」「二宮和也」「菊池風磨」など、アイドル出身俳優の活躍が目立った。「キャラクター部門」では、「ちいかわ」が前回調査に続いて1位を維持し、次いで「クロミ」や「リトルツインスターズ（キキ＆ララ）」とサンリオのキャラクターがランクインした。
50代前後の女性たちの消費行動は、さまざまな分野で新しい市場を作り出している。特に彼女たちのスイーツ購買欲と推し活は単なる娯楽ではなく、経済活動の一部にもなっており、景気回復の側面から見ても今後ますます目が離せない層となりそうだ。
出典：株式会社アットテーブル・株式会社キャリア・マム「2024年下半期50代前後の女性が選ぶトレンドランキング発表！」プレスリリース
