食&酒

2024.11.18 18:15

美味しい「微アル」ビール3種を飲み比べ 翌朝スッキリが嬉しい:ミニレビュー

写真 = 加藤肇

お酒を飲みたい気分だけど、アルコールが翌日まで残るのは困るな……。

こんな時の解決策として、私にとっては「微アルコールのビール」がピッタリだと気付いた。家族が寝たあとの映画タイムに飲むことが多いのだが、ほろ酔い手前くらいの心地よさをキープしつつ、翌朝は頭スッキリというのが嬉しい。

そこで今回は、微アルコールのビール3製品を飲み比べしてみた。お酒との楽しい付き合い方を考える際の参考にしてみてほしい。

アサヒビール アサヒビアリー

写真 = 加藤肇

写真 = 加藤肇

通常のビールを醸造したあとにアルコール分だけを取り除く「脱アルコール製法」を採用。麦芽の旨味がしっかりと感じられてコクもあるが、後味はスッキリしていて香りもそれほど強くない。おそらく多くの日本人にとっては「王道」のビールの味わいだろう。単体はもちろん、食事と一緒に飲んでも美味しい。

●製品名:アサヒビール アサヒビアリー
  Amazon   楽天市場 

●アルコール度数:0.5%

●内容量:350ml

ヤッホーブルーイング 正気のサタン

写真 = 加藤肇

写真 = 加藤肇

脱アルコール製法ではなくクラフトビールと同じ製法を採用し、クラフトビールでは定番のIPA(インディアペールエール)を微アルコールに仕上げている。グラスに注ぐとグレープフルーツのような柑橘系の香りが立ち上がり、飲んでみるとホップの苦味はそれほど強くない。軽やかな飲み口で味のバランスが良く、夜はもちろん、休日の昼間にも飲みたくなる。

●製品名:ヤッホーブルーイング 正気のサタン
  Amazon   楽天市場 

●アルコール度数:0.7%

●内容量:350ml

木内酒造 常陸野ネスト ノン・エール

写真 = 加藤肇

写真 = 加藤肇

国産クラフトビールの老舗が麦芽とホップのみを原料に、こちらもクラフトビールでは定番のアンバーエールの色と味わいを再現。麦芽の旨味と甘味、ホップの苦味とフルーティーさがすべて感じられ、全体としては柔らかな味わいにまとまっている。カラメルのような香ばしさもあり、クラフトビール好きには特にオススメしたい。

●製品名:木内酒造 常陸野ネスト ノン・エール
  Amazon   楽天市場 

●アルコール度数:0.3%

●内容量:330ml

今回の記事では、紹介する3製品を「微アルコールのビール」と表記しているが、いずれも品目の分類は炭酸飲料(ビールテイスト飲料)だ。アルコール度数はどれも1%未満(日本の法律上は酒類に該当しない)ではあるものの、20歳未満や妊娠・授乳中、運転をする時などは飲用を控えることをお勧めする。


注:記事中リンクから商品の購入などを行なうと、編集部に収益が入ることがあります。また事業者は、商品の選定や記事内容には一切関与していません。

文 = 加藤肇

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事