ファッション

2024.10.20 15:00

ジャケットは“軽さ”で纏う─連載 Forbes JAPAN CIRCLE 30

スタイルを完成させるジャケットの価値

ジャケット280500円、ポロシャツ179300円、パンツ173800円、バッグ225500円(すべてフェンディ/フェンディ ジャパンTel:0120-001-829)

ジャケット280500円、ポロシャツ179300円、パンツ173800円、バッグ225500円(すべてフェンディ/フェンディ ジャパンTel:0120-001-829)

アイコニックなフェンディのアイテムは、装いを印象的かつコンテンポラリーに仕上げてくれる主役的存在。秋から春までロングシーズンに活躍するシャツジャケットは、60年近い歴史を誇るフェンディの伝統的アイコン、「FF」ロゴモチーフをジャカードで全面に織り込んだポリエステルコットンを使用。シャツやカットソーなど、シンプルなアイテムにさらりと羽織るだけでスタイルがきまる。抜群の存在感がありながらも、決して華美な印象は与えない。ほかにはない、備えておく価値のある一着だ。

カラーリングの妙を楽しむ

自動巻き、Tiケース、ケース径45mm。¥1,606,000(ウブロ/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパンウブロTel:03-5635-7055)

自動巻き、Tiケース、ケース径45mm。1606000円(ウブロ/LVMHウォッチ・ジュエリー ジャパン ウブロTel:03-5635-7055)

今でこそカラーダイヤルはどこでも見られるようになったが、高級時計の世界にカラーリングの楽しみを取り入れたのは、2000年代初頭のウブロである。その色彩のセンスは今でも抜きんでており、シックな色でも、細部の表現で腕元に存在感をつくり出す。「クラシック・フュージョン クロノグラフ チタニウム ディープブルー」は、人気のブルーをベースにしつつ、グラデーションで深い濃淡をつくり、インダイヤルの仕上げを変えることでブルーのコントラストを表現。さりげなくも個性を表現できる時計だ。

都会的に着こなせるコーデュロイが新鮮

ジャケット199100円、ポロシャツ134200円、パンツ75900円(すべてラルディーニ)、スニーカー35200円(オートリー/すべてトヨダトレーディング プレスルームTel:03-5350-5567)サングラス99000円(10 アイヴァン/アイヴァンPR Tel:03-6450-5300)

ジャケット199100円、ポロシャツ134200円、パンツ75900円(すべてラルディーニ)、スニーカー35200円(オートリー/すべてトヨダトレーディング プレスルームTel:03-5350-5567)サングラス99000円(10 アイヴァン/アイヴァンPR Tel:03-6450-5300)

2024-25年秋冬のトレンド素材である、太畝のコーデュロイを使用したラルディーニの新作ジャケット。通常コットン製のコーデュロイだが、アルパカをブレンドすることで柔軟かつ軽やかな仕上がりに。また畝の凹凸が抑えられており、ベージュの淡く上品なトーンも手伝い、カントリーテイストを感じさせない都会的なジャケットとなっている。アイボリーやグレーなど自然な色調でまとめたい。

最高峰の技が生む未体験の着心地

ジャケット539000円、セーター239800円、パンツ、靴ともに参考商品、サングラス55000円(すべてブリオーニ/ブリオーニ クライアントサービスTel:0120-200-185)、※ソックスはスタイリスト私物。ジャケット539000円、セーター239800円、パンツ、靴ともに参考商品、サングラス55000円(すべてブリオーニ/ブリオーニ クライアントサービスTel:0120-200-185)、※ソックスはスタイリスト私物。


イタリア随一の技術が集約されている、ブリオーニのジャケット。新しいネイビージャケットには、ブランドを象徴するダブルスプリッタブル ファブリックが用いられている。これは職人が2枚の生地を精密に縫い合わせることで、1枚の布のようなしなやかさとドレープ感を表現した生地のこと。特にエッジ部分は非常に高度な技術で美しく処理されており、至高のクラフツマンシップを実感できるはず。シックなトーンで大人らしく着こなしたい一着だ。

direction by Akira Shimada | photographs by Akira Maeda | styling by Makoto Yoshino | hair & make-up by Hanjee 〈Signo〉 | model by Daisuke | text by Yasuhiro Takeishi, Tetsuo Shinoda

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