明治は1980年に日本で初めてとなるグミ「コーラアップ」を発売した。そこからグミは、日本の子どもたちの定番のおやつとなった。当初は子ども向けに柔らかい食感にしてあったが、2010年からハードタイプに変更。その後、苺コーラ味、難消化性デキストリン配合、レモンアップ、梅干しアップなどさまざまに進化を遂げてきた。
2023年、明治は事実上ガム事業から撤退し、グミに力を入れている。ガムの需要は年々減ってきている。それでもガムには、外で人に会うとき手軽に口臭予防ができる点で人気があったのだが、コロナ禍で事情が変わってしまった。かたやグミは成長を続け、2021年には、とうとうグミの市場規模はガム市場を追い越してしまった。
グミはもう、子どもだけのものではない。コンビニなどではグミコーナーが設けられ、万人が楽しめるさまざまなグミが並べられている。通常のコーラアップよりも甘さ控えめで、ストレス解消にもなるこの大人のグミを、年配者のみなさんも試してみてはどうだろうか。
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