米国製のストライカー装甲車に乗った軍団員は6日、国境を越えてクルスク州の国境近くの町スジャに侵入した。スジャはチョトキノから東へ55kmほどに位置する。自由ロシア軍団はすぐさまロシア軍のT-62戦車2両を撃破し、数人を捕虜にし、ロシア空軍のKa-52攻撃ヘリコプター1機を撃墜した。ヘリの乗員は死亡したもようだ。
Destroyed Russian T-62 tanks on tractors, somewhere in the Kursk region. pic.twitter.com/m568cEjyTO
— NOELREPORTS 🇪🇺 🇺🇦 (@NOELreports) August 6, 2024
Photo of the burning crashed/downed Russian Ka-52 helicopter. Presumably somewhere in the Sudzha area of the Kursk region of Russia. https://t.co/fGSUTaRlmR pic.twitter.com/ziOj5vagZl
— Special Kherson Cat 🐈🇺🇦 (@bayraktar_1love) August 6, 2024
ウクライナのシンクタンク、防衛戦略センター(CDS)は6日の作戦状況評価で、ニューヨルクを含むトレツク正面について「敵(ロシア軍)は航空火力と砲兵火力による支援を受けながら、大規模な歩兵戦力で圧力をかけている」と報告している。「密集した市街地は敵にとって、歩兵の隠れ場所として好都合なものになっている」とも解説している。
この正面の地形が攻撃側のロシア軍にとって有利なのはそのとおりだろう。それでも、ウクライナ陸軍の第41、第53両独立機械化旅団を主力とするニューヨルクの守備隊は、たとえば自由ロシア軍団の数百人規模の増援が来れば助けになるはずだ。そうした状況にもかかわらず、自由ロシア軍団は現在、ウクライナ側が長期間保持できるとは誰も思っていない国境近くのロシアの町で、少数のロシア人を捕虜にすることに兵士や弾薬を浪費している。
ロシア側はすでに、空軍のSu-25攻撃機で自由ロシア軍団を爆撃しているほか、越境襲撃を支援しているとみられるウクライナ軍のブーク自走式防空システム2両を砲撃で撃破している。予備部隊を動員しているとも伝えられる。
2x Ukrainian Buk-M1 TELARs were destroyed by Tornado-S in Sumy Oblast
— WarVehicleTracker🇵🇱 (@WarVehicle) August 6, 2024
First was hit by Cluster Munitions, which lead to at least 2 Missiles cooking off, and the 2nd by an Air Burst? which didn’t detonate because the Buk was empty, but a fire coming from the position can be seen pic.twitter.com/JVkzcgmj6K