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2024.08.04 13:00

オーディオテクニカ、レコード趣味の入口に最適なターンテーブルを発売

オーディオテクニカ AT-LP70XBTは3種類のカラーが用意されており、取り外し可能なヒンジ付きダストカバーが付属する。(Audio-Technica)

日本の音響機器ブランドのオーディオテクニカは、ビニール盤レコードの世界に足を踏み入れたいと思っているすべての人に向けて、手頃な価格の新しいターンテーブル(レコードプレイヤー)を発表した。

この「AT-LP70XBT」は、レコード収集の理想的な入口であり、ベルトドライブ方式のメカニズムに加えて、ワイヤレスで音楽をストリーミング再生できるBluetoothの利便性も備えている。

簡単操作でレコードの再生ができる機器として設計されたAT-LP70XBTは、33回転と45回転のレコードに対応し、ボタンを押すとターンテーブルの回転数を切り替えられる。すっきりしたワイヤレス接続は、パワードスピーカーやヘッドフォンに音楽を伝送できる。Qualcomm(クアルコム)のオーディオコーデック「aptX Adaptive」をサポートしており、ケーブルなしで高音質な音楽再生が楽しめる。

ワイヤレス接続だけでなく、AT-LP70XBTはレコードの信号をLINE端子に出力するために必要なフォノイコライザーを内蔵しているため、レコードプレイヤー用のPHONO端子を持たないオーディオシステムに、付属のRCAケーブルを使って有線接続することもできる。
ビニール盤レコードの世界に足を踏み入れたい人のために、オーディオテクニカが発売する新製品「AT-LP70XBT」は、Bluetooth対応のワイヤレス音楽再生機能とフォノイコライザーを内蔵した手頃な価格のターンテーブルだ。(Audio-Technica)

ビニール盤レコードの世界に足を踏み入れたい人のために、オーディオテクニカが発売する新製品「AT-LP70XBT」は、Bluetooth対応のワイヤレス音楽再生機能とフォノイコライザーを内蔵した手頃な価格のターンテーブルだ(Audio-Technica)

AT-LP70XBTの心臓部にはオーディオテクニカ製「AT-VM95C」VM型フォノカートリッジが搭載されている。J字型トーンアームに直付けされているため、カートリッジを交換してアップグレードすることはできない。しかし、その0.6mil接合丸針は、同じオーディオテクニカのAT-VM95シリーズに用意されている他の針(楕円針、マイクロリニア針、シバタ針)と交換してアップグレードすることが可能だ。
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翻訳=日下部博一

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