つまり、包囲された部隊は自分たちの判断で、戦って数百m西の主防御線まで抜け出ることを決めたのだ。ディープステートは、今回の事例は「多くの指揮官に対して、人員をおろそかにせず、最前線にいる下士官や将校を信頼するよう戒めるもの」だとコメントしている。
この方面の戦闘は続いている。ロシア軍はプロフレスの支配を固めたのに続き、隣接するボウチェ村も占領した。ウクライナのボランティアらが前線から民間人の救助や避難を進めると同時に、ウクライナ軍はロシア側の進撃を食い止めるべく一層努力している。
双方とも損害がかさんでいる。ウクライナ軍が保有する米国製装甲車両のなかで最も優れたものを中心的に運用する精鋭の第47旅団は、過去3週間にボウチェ周辺で貴重なM1エイブラムス戦車を2両失っている。
07.07.24
Destroyed 🇺🇦M1A1 SA "Abrams" ARAT MBT near the settlement of Vovche, Donetsk region.
GEO:48°13'55.3"N 37°29'01.3"E#UkraineWar #UkraineFrontLines#warfootage#lost_warinuapic.twitter.com/8pat5eQc6K — lost_warinua (@lost_warinua) July 7, 2024
