しかし、親会社の成功にもかかわらず、この新しいベンチャー企業は、いかにシームレスになれるかを証明するために、やるべきことが山積みだ。それが証明できなければ、単なる別アプリケーションの一つとなり、ミッションの本質からそれてしまうことになる。
これに関してハフィントンは、スライブ・グローバルの行動変革の方法論がスライブAIヘルスに深く統合され、織り込まれると説明している。新しいプラットフォームは、最新の科学的知見に加え、スライブがもつ広範なコンテンツである、『Microsteps ― 小さな日々の行動が集まって健康的な習慣につながる』や『Resets ― プラットフォームのストレス軽減方法論』などに基づいたAIの学習も行われる予定だという。
高度なパーソナライズは、この新サービスを他のサービスとはまったく違ったものにするだろう。ハフィントンは「高度な長期記憶を持つスライブAIヘルスは、累積されたユーザーの行動記録や好みを記憶して活用し、スライブがすでに持つコンテンツをリアルタイムで提供することができます。スライブのプラットフォームが成長し続けるにつれて、スライブAIヘルスの機能も成長していきます」と強調している。これにより、最終的に各ユーザーのニーズに沿ったサービスの提供が可能になる。
確かに、この取り組みはまだ始まったばかりだが、この事業は比較的初期段階にある分野で先駆的な一歩を踏み出している。
(forbes.com 原文)