発達特性を持つ女性特有の共感力は、彼女らが優れたリーダーになりえる根拠とも言える。企業がこの共感力を活用することでリーダーとしての能力はさらに進化し、社員は会社とのつながりを感じられるようになり、やる気と生産性の上昇も見込める。
5. ニューロダイバーシティで幸福度と満足度が上昇
この他、ニューロダイバーシティを取り入れた企業で見られる変化は、社員の幸福度と満足度の上昇だ。近年、プロフェッショナルな分野で働く女性の多くが、すべての社員がサポートされ、尊重されていると感じられる企業文化を積極的に支持し、また、その推進に貢献している。
企業にとってニューロダイバーシティの奨励は、まさにこういった企業文化を醸成する近道だ。ニューロダイバーシティにより、より生産的で、互いに協力し合うポジティブな職場環境が生まれ、何より発達障がい者への偏見を払拭するための社会的貢献にもなる。
(forbes.com 原文)