「資金集め」は続行中
今回の討論会でのパフォーマンスが、バイデン陣営の資金集めに影響を与えることが懸念されている。匿名の民主党の支援者は、CNBCに対し、討論会が「ひどかった」と述べ、自分たちの仲間は「バイデンは撤退すべきだ」と言っていると語った。また、匿名の民主党の選挙キャンペーンアドバイザーは、バイデン大統領の選挙キャンペーンが「もはやゲームオーバーだ」と嘆いた。NYTは、匿名のシリコンバレーの支援者がバイデン陣営の資金集めイベントの主催者を辞退することを決めたと報じている。しかし、一部の支援者が懸念を示す中でも、バイデン大統領は依然として資金を集めている。バイデン陣営は28日、討論会当日とその翌日の午前中に1400万ドル(約22億5000万円)を集め、調達額が大幅に急増したと報告した。大統領はまた、週末に複数の資金集めイベントに出席した。
ヘッジファンドマネージャーのバリー・ローゼンスタインは29日、バイデン陣営のための新たな資金調達イベントを開催し、バイデン政権の「誠実さとプロフェッショナリズム」を称賛した。このイベントで、大統領は討論会でのパフォーマンスが「素晴らしいものではなかった」と認めたが、トランプも同様だったと主張した。
(forbes.com 原文)