パーソナル人工知能という理念のもとでAI技術を開発提供するオルツの、「CLONEdev」(クローンデブ)という世界初の人格生成プラットフォームで構築された。人工意識を生成する「CLONE MODERING ENGINE」によって、簡単な操作で利用者の人格をデジタル上に再現するというものだ。
進和建設工業は、経営と技術のノウハウをしっかりと後継者に伝えると同時に、社員の生産性を高める目的でオルツのAI技術を導入したが、会長のデジタルクローンはその第一歩となる。西田氏のクローンは、進和建設工業の理念や価値観を学習しており、英語や中国語などの多言語にも対応するため、同社の国際的な事業展開にも寄与できる。
今回のAIクローンはプロトタイプだが、今後、これをベースに西田氏のクローンとの面談、相談、セミナー、講演などが行えるよう、さらに育成していくということだ。
CLONEdevは、近い将来、一般向けサービスが開始される予定だ。現在、専用サイトでは、オルツの米倉千貴CEO、経済学者の成田悠輔氏、ポップアーティストの静電場朔氏のクローンを試すことができる。
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