音楽

2024.05.28 13:00

ラッパーのニッキー・ミナージュ、大麻所持で逮捕された現場の動画を投稿

ニッキー・ミナージュ(Astrida Valigorsky/WireImage)

ニッキー・ミナージュ(Astrida Valigorsky/WireImage)

ラッパーのニッキー・ミナージュが5月25日のInstagram Liveに投稿した動画で、ワールドツアーのヨーロッパ公演に先駆けてオランダに到着した際、「薬物を運んでいる」という疑いでアムステルダム警察に逮捕された際の模様を公開した。

グラミー賞に12回ノミネートされたミナージュは、アムステルダムの警察官が彼女を「ドラッグを携帯している」という理由で拘留し、警察車両に乗り込むよう求めている現場らしき動画を公開した。ミナージュは警官に対して「ドラッグは持っていない」と主張し、「弁護士を同席させてほしい」と訴えていた。

彼女は、25日夜に英国のマンチェスター公演を予定しており、動画では別の警官がコンサートに言及し、「できるだけ早く連れて行くようにする」と話しているのが聞こえた。インスタグラムに投稿された2つ目の動画には、警察がミナージュに対し「すべての荷物を降ろし、すべてを捜索する」と伝えているらしき現場の模様が収められていた。

ミナージュはその後のX(旧ツイッター)の投稿で、「警察は大麻を発見したと主張して、私の同意なしにバッグを奪った」と述べていた。彼女は大麻があったことは認めた模様だが、それは彼女のセキュリティスタッフのものだという。

ミナージュはまた、「すべてを撮影していたことが彼らを本当に怒らせた」と書き、彼女の飛行機は「2時間前に出発するはずだった」と述べていた。


オランダ王立保安隊の広報担当者は、「スキポール空港で41歳の米国人女性がソフトドラッグを所持していたため」逮捕されたことを確認できたと複数のメディアに語ったが、問題のドラッグや女性の名前については明言しなかった。

アムステルダムは大麻の愛好家に人気の街として有名で、オランダは大麻を非犯罪化しているものの、同国で大麻は依然として違法とされている。しかし、政府関係者は最近、大麻の合法化に少しずつ歩み寄っており、昨年9月に承認された試験的プログラムを皮切りに、オランダの2都市で大麻の販売が合法化されたが、アムステルダムは除外された。

フォーブスの2019年のヒップホップアーティストの年収ランキングで、ミナージュは推定年収2900万ドル(約45億円)で12位に入っていた。彼女はこのランキングで13位のカーディ・B(年収2800万ドル)を抑え、2019年のリストで2人しかいない女性の1人となっていた。

forbes.com 原文

編集=上田裕資

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