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ソフトウェア開発および商品企画販売企業ウィズムは、猟犬や銃声の音を鳴らしてクマを遠ざけるアプリ「BowBear」を公開した。全国のクマの出没エリアを全国マップで確認できる。また自分で登録してクマの写真や位置情報を共有することもできる。もし出没エリアから200メートル以内に足を踏み入れたときは警報が出るので、犬の声をスピーカーで流しながら速やかに立ち去るというものだ。あくまでクマを寄せ付けないためのもので、遭遇したクマを撃退するものではない。
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開発者の祖父は、北海道で数十年間にわたりヒグマや鹿から地域の暮らしを守る猟師をしていたが、人が住む地域をパトロールするときは、スピーカーで猟師がクマを狩っているときの音声(銃声と犬が吠える声)を流していた。おかげで、畑が荒らされる被害も減り、効果が実証されていたという。
祖父は、これを製品化して世の中のクマ被害を少しでも減らしたいと言い続けていた。その願いを聞いて、開発者はスマホアプリの開発に取りかかったのだが、残念ながらリリース前に祖父は亡くなってしまった。そんな元猟師の熱い思いが込められたアプリだ。
ダウンロードは無料。現在はiOS版のみの提供となり、Android版は準備中。
プレスリリース