さらに、「notes.tiktok.com」というサイトが現在ウェブ上で公開されており、「アプリを開く」ボタンはまだ機能しないが、かつてのインスタグラムを思わせるポラロイド風の画像が掲載されている。
TikTokはBBCの取材に対して、同社が写真とテキストのアプリに取り組んでいることを認めたが、このアプリのデザインは最終決定しておらず、リリース日も確定していないと述べている。
小売業界をカバーするニュースサイトのModern Retailは、TikTokが最近、広告主にユーザーが複数の静止画をスクロールできるフォトカルーセル機能の利用を増やすよう奨励しており、この機能を用いた投稿は平均して動画投稿の約3倍のコメントと2.6倍のシェアを獲得することを約束していると報じている。
ソーシャルメディアの専門家で南カリフォルニア大学教授のカレン・ノースは、TikTokは動画を好まない多くの人々を取り込むことを視野に入れているとフォーブスに語った。
また、TechCrunchによると、TikTokは写真だけでなく、X(旧ツイッター)やメタのThreadsのようなテキスト投稿にも対応しようとしており、YouTubeを思わせる30分の動画コンテンツも試しているという。
1月のピュー研究所の調査によると、18歳から29歳の米国人が最もよく利用する写真や動画の共有アプリは、インスタグラムで78%が利用していた。2位はSnapchatで65%、3位はTikTokで62%だった。
(forbes.com 原文)