
人材紹介サービス「MS Agent」などを提供するMS-Japanは、同サービスを利用して転職した40代の人々を対象にアンケート調査を行った。まず目につくのは、業務の経験による差だ。転職を決めた人のうち、転職先のポジションでの実務経験がある人が75.6パーセントと圧倒的に多い。

転職先の企業は、非上場企業が65パーセント、規模は99名以下の企業がおよそ半数となった。ただし、総務省と経済産業省が発表した「令和3年の経済センサス - 活動調査」によれば、従業員数99名以下の企業は、日本全体の約97パーセントということで、自然に割合は増える。

転職を決めた年収は、440〜599万円がもっとも多く約40パーセント。続いて600〜799万円が28.3パーセント。平均で617万円だった。