APRの昨年第1~3四半期の売上高3720億ウォン(約420億円)のうち、美容機器が82%を占めた。同期間の純利益は、経費の減少により、2022年度の300億ウォン(約34億円)から570億ウォン(約64億円)に増加している。
APRの製品の約40%は韓国国外で販売されている。最も成長している市場は中国本土、香港、日本、マレーシア、シンガポール、台湾、米国だ。同社は今後、フランス、インド、カタール、タイ、イギリスへの進出を計画している。
生産能力を年間800万台に拡大
世界中の人がAPRのデバイスを購入しているのは、同社の技術的な優位性によるものだとCEOのキムは話す。「我々の革新的な技術が他社製品との違いを生み出していると確信している。当社は、美容機器の電気技術に関する特許を約70件管理している」と彼は述べている。製品ラインナップの拡大に対応するため、APRはソウルの南、ピョンテク(平沢)に第2工場を建設しており、第2四半期に完成する予定だ。これにより、同社の生産能力は年間800万台まで拡大する。
美容業界は、世界で莫大な富を生み出している。韓国では、美容業界から2人が同国の長者番付トップ50にランクインした。1人は、時価総額で韓国最大の化粧品メーカーであるAmorepacific(アモーレパシフィック)の会長のソ・ギョンベ(15位)で、もう1人は、JMソリューションのフェイスマスクで知られるGPクラブの創業者のキム・ジョンウン(34位)だ。
(forbes.com 原文)