それによると、生活家電を主にどこで購入するのか問うたところ、「家電量販店」が72.5%とダントツでトップ、「ネット通販(メーカー以外)」が23.5%、「ネット通販(メーカーサイト)」2.5%と続いている。意外とネット通販より実店舗での購入が多く、家電量販店を選択した人からは「実際に商品を見て買いたいから。また、商品について詳しい話や説明をしてもらいたいから」「製品について細かく店員に聞ける。また、購入に際しての値引き交渉ができるので」などと、実際に見て店員のアドバイスを聞きたいという人が多いようだ。
一方、ネット通販を選んだ人は「楽天やAmazonで購入した方が価格が安い」「結局一番安いのが今はネット通販なので」「比較が可能であり、レビューを知れるから」と、価格の安さを重視し、他製品との比較は評価を参考にしているとのことだ。
生活家電で価格以外に重視することについては、「操作性・使いやすさ」が61.5%でトップ。「メーカーの信頼性」が59%、「耐久性」が51%と続いている。毎日使うものだから、使い勝手は重要で、あとは壊れにくくて長持ちする製品を選んでいるようだ。
家にある一番古い家電の使用歴はとの問いに、「6~10年程度」「10~14年程度」が29%でトップ。続いて「15~19年程度」が15.5%、「20~24年程度」が11%と続いている。かなり長持ちしているという印象だ。回答者の声によると、エアコンや冷蔵庫、電子レンジなどは15~19年程度に多く、20~24年程度で多いのはテレビや掃除機といったところだ。
筆者は、白物家電とテレビは実際に見て店員の話を聞きたいのでほぼ家電量販店。ひげそりやドライヤーといった小物系はネット通販という感じだ。家電でいちばんもったのはエアコンで19年。ただ、夏場に突然一気に全室のエアコンが壊れて悲惨な思いをした。日本の家電は耐久性がよく長持ちするが、壊れるときは突然使えなくなるケースもある。多少もったいないと思っても、壊れる前に買い替えるというのが得策かもしれない。
出典:しんげん「家電の購入に関するアンケート調査」より