キャリア

2024.02.16 12:30

張り切ってしまいがちなネットワーキングイベントで避けるべき6つの罠

Shutterstock.com

ネットワーキングイベントは、プロフェッショナルにとって出会いの場であり、新しい可能性を探る場だ。そこではつながりが生まれ、機会が発見され、キャリアがかたち作られ、無料のスナックも用意されている。

しかし、他の社交場でも同じように、ネットワーキングイベントにはいわれなくても守るべきルールがあり、未来のキャリアのエレベーターを自由落下させてしまう失礼な言動も存在する。そうならないように、以下の6つのヒントを考慮しよう。

1. 自分を売り込みすぎない

気を悪くしないでほしいが、あなたはそれほどすばらしいわけではない。そして、たとえそうであっても、ネットワーキングイベントでは、周りがそれを聞きたがっているわけではない。

自分を宣伝したい強い衝動には抵抗しよう。確かにあなたはすばらしい仕事をしているかもしれないが、執拗な自己宣伝は不快感を与える。それは、誰かが自慢のお手製料理を顔に押しつけてくるパーティーにいるようなものだ、世界最高の料理かもしれないが、人には自然に近づかせよう。

結局のところ、世界にはたくさんの料理がある。それよりも、本物のつながりを築くことに集中しよう。ネットワーキングはスプリントではなく、マラソンだ。

2. 「私を、私は、私が」のひとり語りを避ける

もしあなたの会話が独白のように聞こえるなら、それは間違っている。トークショーの司会者のように会話を支配することは、おそらくあなたが話を聞いていないことを意味する。

忘れないでいてほしいが、それは対話であり独り言ではない。他人に興味を持つこと。質問をし、彼らの仕事に興味を示し、会話を自然に流れさせよう。1人でチェスをしているのではなく、テニスの試合だと考えよう。

3. 名刺忍者にならないこと

カードテーブルでトランプを配るように名刺を配るのは禁物だ。今どきは誰もがオンラインで交流できるので、物理的な名刺は……少し時代遅れかもしれない。

目標は有意義なコネクションを作ることであって、ノルマを達成することではない。質は量に勝る。ポケットいっぱいの顔を思い出せない人たちからの名刺よりも、数少ない有意義な人脈を土産にイベントを後にした方がいい。名刺を配るのは、真のつながりができたときでよく、口火を切るためではない。
次ページ > 話題に注意、誰にでも敬意を

翻訳=酒匂寛

タグ:

ForbesBrandVoice

人気記事