音楽

2023.12.31 10:00

ビートルズら、今年トップ10入りした「70歳以上」のアーティスト9組

安井克至
ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ドリー・パートンのような音楽界のアイコンにとって、最新のチャートでの功績は彼らの伝説をますます偉大なものとしている。『Hackney Diamonds』のリリースによって、ストーンズは60年代以降のすべての年代でトップ10にチャートインした初のバンドとなった。『Now And Then』でビートルズは、60年代以降のすべての年代でトップ10ヒットシングルを出した13組のエリートグループの一員となった。そしてパートンのアルバムは、彼女にとって初の「ロックアルバム」と銘打たれ、彼女のすばらしいキャリアにおいて初めて、トップロック&オルタナティブアルバムランキングのトップに立った。

ブレンダ・リーのチャート首位獲得は、1960年以来3度目であることも注目を集めている。

チャート以外でも、年配のミュージシャンは大成功を収めている。テイラー・スウィフトのツアー『The Eras Tour』が今年10億ドル(約1422億円)を超える前は、エルトン・ジョンの壮大なツアー『Goodbye Yellow Brick Road』が、7月の閉幕時に一時的に歴代最高興行収入を記録していた。Pollstarによれば、ブルース・スプリングスティーン(74)のツアーは、大スターのテイラー・スウィフトとビヨンセに次いで、今年3番目に大きな興行収入を記録した。

今年76歳で亡くなったジミー・バフェットもチャートのトップ10に「2回」ランクインした。1985年のアルバム『Songs You Know By Heart』は、 彼の死後である9月にトップ10入りを果たした。また、死後の発売となった新曲アルバム『Equal Strain On All Parts』は、11月の発売後6位を記録した。

forbes.com 原文

翻訳=酒匂寛

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