不用品回収やリウース事業を展開するクオーレが全国の男女300人を対象に行った調査によれば、嬉しくないクリスマスプレゼントをもらった経験のある人は81パーセントだった。むしろ経験が「ない」という19パーセントの人たちは、よほど恵まれていると言える。
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もらって嬉しかったプレゼントは、アクセサリーや腕時計が断トツに多く、バッグや財布、洋服やファッション小物、スイーツ、化粧品と定番のアイテムが並ぶ。では、嬉しくなかったものは何かと見れば、洋服やファッション小物が65人と非常に多く、化粧品、アクセサリーや腕時計、スイーツといった定番メンバーがこちらにも顔を出している(複数回答)。
世話が大変という理由で2位に入った花やフラワーギフトは、人によっては負担に感じるプレゼントかもしれないと納得できるが、嬉しい組にも入るアイテムが嬉しくなくなる原因は、ズバリ「好みに合わない」ことだ。たしかに、その人の趣味や嗜好を考えず、絶対に着ない服やあり得ない匂いの香水を贈っても意味がない。
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嬉しくなかったプリスマスプレゼントのその後の扱いを聞くと、捨てたり、人にあげたり、売ったりしている人もいるが、「そのまま置いてある」という人がもっとも多かった。「プレゼントされたものなので捨てるに捨てられない」、「捨てるのも気が引ける」ということだ。つまり喜ばれないプレゼントは、こうした「いい人」ほど困らせてしまうということだ。
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ちなみに、クリスマスプレゼントで重視することを聞くと、実用性、特別感、高級品などとなっている。「思い出に残る素敵な体験」、「もらうときのシチュエーション」という物以外の価値を求める人もいた。なかには「心がこもっていたら何でもよい」という人もいるが、いずれにせよ、相手のことをよく考えるのがプレゼントの鉄則だ。
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