それによると、ボーナスが支給されるのは42%で前年と比較して15.7ポイント増加したとのこと。
ただ支給額については、前回より増加したと回答したのは42.6%で、こちらは前年に比べて12.4ポイントマイナスとなっている。
実際の支給額は、平均47.9万円になったものの、実際のボリュームゾーンは10万円~30万円で半数を占めている。
一方で、東証プライム上場企業における冬のボーナス妥結⽔準を⼀般財団法⼈ 労務⾏政研究所が調査している。
その結果は、全産業(187社)の平均は約80万円と、昨年や夏のボーナスをわずかに上回り、調査開始依頼初めて80万円台の大台に乗ったとしている。
新型コロナの影響で、2020年には74万3968円、2021年には71万5553円まで下がったものの、翌年は78万6945円まで回復。今年もブラスという結果になった。
このように大手企業と中小零細企業との差はかなりあるが、新型コロナによってどん底だった支給額からかなり回復し、以前の水準を上回る傾向にあるようだ。
出典:フリーウェイジャパン「中小零細企業の冬のボーナス実態調査」より/労務行政研究所「東証プライム上場企業の2023年 年末⼀時⾦(賞与・ボーナス)の妥結⽔準調査」より