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2023.11.17 14:30

YouTube、「ポップスターのAI生成音声」で音楽をつくる作る新機能発表

NiP STUDIO / Shutterstock.com

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AIによる作品の権利をめぐり、クリエイティブ業界とテック業界との間で緊張が高まる中、ジョン・レジェンド、シーア、チャーリー・プースを含む有名ポップスターのAI生成音声で音楽をつくる新機能を開始すると、YouTubeが16日に発表した。
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YouTubeによると「ドリームトラック」と呼ばれる実験的なAI機能によって「選ばれた米国のクリエイターたち」が、YouTube「ショート」用の30秒トラックを生成できるようになる。

16日から、ドリーム・トラックによって音楽を生成できるのは、アレック・ベンジャミン、チャーリー・プース、チャーリ・XCX、デミ・ロヴァート、ジョン・レジェンド、パプース、シーア、T-ペイン、トロイ・シヴァンら9組のアーティスト。

歌詞、楽器、声といったすべての要素がAIツールによって生成されるとYouTubeは述べ、このソフトウェアはグーグルのDeepMindによる「これまでで最も先進的な音楽生成モデル」である「Lyria(リリア)」を搭載していると付け加えた。
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YouTubeの重役であるライアー・コーエンとトニ・リードは、9人のアーティストは全員「音楽におけるAIの未来を形作る」ことを選択し、AIツールがどのように「自分たちが可能だと思っていたことの限界を押し広げる」のに役立つのかについて「強い好奇心」を持っていると述べた。

YouTubeは、鼻歌から新しいギターリフを作り出したり、ポップトラックを「レゲトン風」にするようなAIツールの開発を考えており、今年後半にはミュージック・AI・インキュベイターの参加者が試せるようになる可能性があるとも述べた。

この新しいツールのデモ動画では、ドリームトラックを使って「正反対の人がいかに惹かれあるかについてのバラード、アップビートなアコースティックで」というプロンプトからチャーリー・プース風のトラックを作ったり「フロリダの晴れた朝、R&Bで」からT-ペイン風のトラックを作ったりする様子が紹介されている。





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翻訳=上西雄太

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