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2023.11.25 14:00

ボディービルダーである医師が社長を指導。仕事の能率と体づくり

(左)NU CLINIC CEO、医師の植倉弘智&(右)CROOZ 代表取締役社長の小渕宏二

(左)NU CLINIC CEO、医師の植倉弘智&(右)CROOZ 代表取締役社長の小渕宏二

ビジネスリーダーの私的な交遊を通して、彼らの“裏の顔”に迫る連載「エグゼクティブ異種交遊録」。今回は、NU CLINIC(ヌークリニック)の医師・植倉弘智と、CROOZ社長の小渕宏二が登場。
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ボディビルダーであり、医学的アプローチで体づくりをする植倉の指導を受けている小渕は、「仕事の能率が上がった」と語る。ふたりはどのように体と向き合い、結果を出してきたのか?



体を鍛える理由

植倉弘智(NU CLINIC CEO、医師):医大生時代、デスメタルのバンドマンだったのにメタボ体型で、成功体験もなく、成績も振るわない。そんなコンプレックスを払拭したくて、体を鍛え始めました。医学的見地から戦略を立て、体づくりを実践したところ、ボディビルの大会で入賞するまでに。そのころには自信がついただけでなく、頭もよく回るようになり、最下位だった成績も上位20%に急上昇。その経験が、今の僕を支えています。

体調管理は「運動」「栄養」「休息」「メンテナンス」の4つの要素に分解されますが、その最適解は個人差が大きく、万人に共通する正解はありません。そこで、健康予防医学を進化させ、パーソナライズしながら健康と美と不老長寿をサポートできる完全紹介制のNU CLINICを今年立ち上げました。
NU CLINICでは患者の体質や生活に合わせた体調管理のプログラムを提案・提供する。

NU CLINICでは患者の体質や生活に合わせた体調管理のプログラムを提案・提供する。

小渕さんと出会ったのは勤務医時代。超ストイックで、自分を客観視できるメタ認知力が優れているので、個人データに基づいた体調管理プランを提案し、正しいトレーニング方法を指導したところ、すぐに効果が出てきました。
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ボディメイクはビジネスと似ています。正しい戦略や実行、結果を出すためには日々PDCAを回す必要もある。現在は、研究やデータ収集を重ね、多くの方に不老長寿のインフラとして活用いただけるプラットフォームも構築中です。
うえくら・ひろとも◎1991年生まれ。2018年日本大学医学部を卒業し東京大学医学部附属病院で初期研修。内科や男性専門美容皮膚科等のクリニック勤務を経て、23年一般社団法人智莱会NU CLINICを設立。日本医師会認定健康スポーツ医。

うえくら・ひろとも◎1991年生まれ。2018年日本大学医学部を卒業し東京大学医学部附属病院で初期研修。内科や男性専門美容皮膚科等のクリニック勤務を経て、23年一般社団法人智莱会NU CLINICを設立。日本医師会認定健康スポーツ医。

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文=松下久美 写真=若原瑞昌 撮影協力=Orange Gym Rats by 4GS

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