そんなクレジットカードに関する利用実態調査を金融情報メディア「SMCマネーガイド」が行なっている。
それによると、まず直近1年で入会したクレジットカードの国際ブランドとしては、「VISA」が51.4%と半数を占め、2位の「JCB」(26.6%)に大差をつけている。
続いて、直近1年で発行したクレジットカードとしては、「楽天カード」が19.7%でトップ。続いて「三井住友カード」が13.3%、3位に「PayPayカード」(10.0%)となっている。楽天カードは昨年の調査に続いてトップで、2位と3位は入れ替わっている。
申し込んだクレジットカードを選んだ理由としては、「年会費が無料・安かったから」が63.2%で最多、「ポイントが高還元率・貯まりやすいから」が48.2%、「入会特典がお得だったから」が20.6%と続いている。やはり、お得感でカードを選んでいる人が大半のようだ。
現在持っているクレジットカードの枚数としては、「5枚以上」と回答した人が25.8%と4人に1人もいた。筆者も昔はムダに持っていたが、流石に放置しているものも多く、今はかなり絞っている。またポイント還元などを考えても、どれかに絞ったほうが効率的だ。
クレジットカードを作ったきっかけとしては、「日常の買い物でポイントが貯まるから」が61.4%でもっとも多く、「現金なしで買い物できるから」が58.9%、「ネットショッピングの決済のため」が54.0%と続いている。カードを選んだ理由と同様、お得さを求めている人が多い。
QRコード決済ではPayPayのほうが楽天Payより利用者が上回っているが、クレジットカードでは楽天カードのほうが上のようだ。年会費無料や新規入会で5000ポイントもらえるえ、楽天Payと組み合わせれば、チャージポイントもつくなど、お得感が高いところが人気なのかもしれない。
出典:SMCマネーガイド「クレジットカード利用実態調査」より