それによると、今回の調査で利用しているスマホの種類は、AndroidスマホとiPhoneでほぼ半々。
スマホのセキュリティ面に対して不安があるかとの問には、62.9%の人が不安と感じている。
では、スマホでセキュリティ対策をしているかの問には、9割の人が「している」と回答するものの、その対策方法としては「不審なURLやサイトはクリックしない・閲覧しないようにしている」「不正なアプリをインストールしないようにしている」「怪しいメールや添付ファイルは開かないようにしている」が上位を占めており、セキュリティサービスやアプリを利用している人は、無料・有料合わせて約270票なので全体(約700名)の1/3程度に留まっている。
では、実際に何らかの被害にあったことがあるかの問には、84%の人が被害にあったことはないと回答。意外と被害にあった人は少ないものの、それは単に運がよかっただけかもしれない。
スマホ、特にiPhoneはアプリが審査を通過したものだけがストアに登録され、iOSのソースコードも公開されていないため、ウイルスはワームによる危険性が低いと考えている人も多いだろう。しかし、脆弱性が0であるわけではなく、バージョンアップによって絶えず脆弱性を潰している現状を考えると、脅威がないわけではない。フィッシング詐欺や危険性の高いサイトへのアクセスも、自己判断だけでは確実とは言えず、なんらかのセキュリティサービスを利用したほうが安心だ。
もちろん、セキュリティサービスが入っていれば万全というわけでもなく、自己防衛をすることも重要ではあるが、スマホを安心して使うためにも、サービスの導入は検討したほうがいい。
出典:WACARU NET「スマホのセキュリティ対策状況」調査より