先月、高金利の期間が予想より長期化するとの見通しを示していた。予想を上回る雇用統計を受け、投資家の間では、FRBが利上げを継続するとの懸念が浮上。ダウ工業株30種平均は一時、200ポイント以上下落した。
雇用はレジャー・接客と社会支援の両部門で最も増加。政府、医療、専門・学術・技術サービスも増加した。
雇用統計が予想を上回ったのは2カ月連続。FRBは、インフレ抑制のため今後2年間は高金利を継続すると警告しており、雇用統計への関心が高まっている。インフレ率はFRBが目標とする2%を大幅に上回っており、雇用市場の減速はインフレ抑制に寄与するとみられている。
(forbes.com 原文)