nukeniはApple製品をオンラインで購入できる世界38カ国と地域のiPhone15の税抜き価格を調査したところ、iPhne15以外の、Plus、Pro、Pro Maxはどれも、日本が最安だった。iPhone15の128GB版だけは中国が最安だが、メモリー容量の違いを含めた全13機種のうち12機種は日本がいちばん安い。
たとえば、iPhone15の128GB版は、日本では11万3455円。アメリカ本国では12万4144円(アメリカでは免税がないため最低税率)と1万円以上違う。韓国では12万8817円で、1万5000円以上高くなる。最上位機種のiPhone15 Pro Maxの1TB版は、韓国で買うと25万7633円だが、日本では22万7091円と、3万円以上も差がつく。
「日本人が海外でiPhone15シリーズを購入する金銭的なメリットは、ほぼないと言っていい」とnukeniは言い切っている。日本がいちばん安いのだから喜ぶべきなのだろうが、なんかひっかかる。経済協力開発機構(OECD)の調査による2022年の平均年収は、日本が17668.3ドル(約265万円)なのに対して、韓国は23730.0ドル(約356万円)と差は1.3倍。それに対してiPhone15 128GB版の韓国の価格は日本の約1.1倍。うーん、素直に喜べない。
プレスリリース