同施設は高さ112m、幅157mで、世界最大の球体構造物とされ、100万個以上のLEDが使用されている。U2は9月29日、同施設のこけら落とし公演を行い、約1600個のスピーカーを含む視覚的・音響的機能を駆使し、観客を別次元にいざなった。チケット販売サイトの「Seat Geek」によると、チケット価格は400ドル(約5万9000円)から。スフィアでの公演は12月末まで続く予定だ。
スフィアの建設費は約23億ドル(約3400億円)。7月には同施設のLEDディスプレーに映されたデジタル花火がラスベガスを照らした。スフィアの運営責任者であるリッチ・クラフィーは、IMAXで映画を見るような体験ができると説明しており、音楽や映画、スポーツイベントに使用される予定だ。
(forbes.com 原文)