F1グランプリ・ウィークのラストを飾るアイコニックなシーンだが、先週末、鈴鹿サーキットで開催された「FORMULA 1 LENOVO JAPANESE GRAND PRIX 2023」で、キスで動き出す世界初のトロフィーが登場した。
大会冠スポンサーのレノボが考案し、デザイン会社のピニンファリーナと協力して開発したもので、優勝ドライバーが表彰台に上がると「KISS ME」と書かれたインジケーター・ライトが点灯し、キスをすると、搭載された高性能な接触反応型マイクロスイッチ技術によって、多数の高出力ライトが内部から輝きを放ち、優勝ドライバーの国旗を色鮮やかに映し出すというユニークなトロフィーだ。
決勝日だけで10万1千人、3日間計22万2千もの観客が詰めかけた今大会でこのトロフィーを手にしたのは、ポールトゥウィンで今季13勝目を挙げ、コンストラクターズチャンピオン連覇を決めた、レッドブルのマックス・フェルスタッペン選手。
母国であるオランダ国旗の赤白青3色の光が灯されたトロフィーで、ファンとともに勝利を祝った。
The winners' trophy lighting up in the Dutch flag after Max gives it a kiss 😘🇳🇱 pic.twitter.com/1zO4CNxLJE
— ESPN F1 (@ESPNF1) September 24, 2023
レノボはF1の公式テクノロジーパートナーでもあり、レースからサーキット、ライブ配信に至るまで、様々なサポートを行なっている。最先端ハードウェア、データ収集ソリューション、ハイパフォーマンス・コンピューティングなど先進的なサービスを通じて、持続可能な未来を保証し、F1が可能性の限界を突破できるよう、支援しているという。