eスポーツは、国際大会ばかりではなく、日本でもさまざまなジャンルで開催されており、すでに多くの人が観戦している。そんなeスポーツについて、マーケティング情報メディアのdigmarがeスポーツを観戦する人を対象にゲームをプレイする人としない人という視点でアンケート調査を実施している。
まず、eスポーツを観戦する人たちがゲームをしているか否かについて、18%の人がゲームをプレイしていないことがわかった。
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ゲームをしていない人がeスポーツを観戦する理由としては、「見るだけで十分だから」が46%でトップ。続いて「自分でプレイするより観戦するほうが楽しいから」が38%、「ゲームが得意ではないから」が33%となっている。このあたりは、普通のスポーツ観戦と同様に、そのスポーツはできないけど、見ていると楽しいとか応援したくなるという感情になってきているのだろう。
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eスポーツをどこで観戦したいかの問いには、ゲームをやる人は「自宅で配信を見る」という人が半数おり、「イベント会場で」という人を大きく上回っている。ゲームをやらない人はさらにその傾向にあり、「自宅で」が68%であるのに対し、2位の「イベント会場で」の17%を圧倒している。
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ただ、ゲームをする人は配信でもリアルタイムでの観戦が多く、ゲームしない人はアーカイブ配信を見る人が多いという傾向だった。
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配信を楽しむ人たちのうちeスポーツを観戦する魅力はとの問いに、ゲームをする人にとっては「上手いプレイ・試合内容が見られる」が54%でトップ。次いで「そのゲームについての知識が深まる」が47%、「試合をリアルタイムで楽しめる」が45%だった。やはりゲーマーの視点として楽しんでいる人が多いことが伺えるが、チームの応援や全力で盛り上がれるなど、スポーツ観戦的な魅力を感じている人も少なくない。一方でゲームをしない人たちは1位は同じものの、2位が「アーカイブ配信が見られる」を挙げており、ゲームをする人とは見る視点が若干違うようだ。
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このように、eスポーツを楽しむのはゲーマーばかりというわけではなく、ゲームをしない人の心もしっかりと掴んでおり、今後は普通のスポーツ観戦のように誰もが楽しむ”競技”として成長していく可能性を感じる調査だった。
出典:digmar 「eスポーツ観戦についてのアンケート|ゲームをプレイする観客とプレイしない観客の特徴の違いは?」より