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2023.09.12 16:00

暗号資産取引のための合同会社を作る方法、注意すべき点

onurdongel / Getty Images

どのような税理士に相談したか

暗号資産に知見のある、ホワイトテック会計事務所に相談しました。
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今回、一定の相談を税理士に行い再認識しましたが、暗号資産で多様な取引を行っている場合は、暗号資産に知見のある税理士でないと相談が大変むずかしいです。

「ステーキング」「DeFi」「マイニング」など最低限これらの用語について十分に理解できている税理士である必要があります。自ら取引やマイニングを行っている税理士であるとより望ましいでしょう。

どのようにして作ったか

定款の作成等は設立freeeを使う、定款は電子認証を採用する、など可能な限り費用がかからない方法で手続きしました。
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司法書士に依頼すると10万円(実費除く)の相場で依頼できたのですが、私の場合は時間に余裕がありかつ費用をあまり掛けたくなかった、純粋に会社の設立手続きに興味があったためこのような方法を選択しました。

司法書士を利用せず自身で手続きしたい場合は「freee会社設立」の利用を推奨です。

会社を作るためになにをやったか(時系列順)

・税理士に相談

・設立の意思決定

・会社設立freeeを利用し定款を作成

・CD-RおよびCD-R書き込みのポータブルドライブを購入(電子定款の作成に必要)

・会社の印鑑を作成

・個人の印鑑を印鑑登録

・定款を作成

・専門家の定款チェックと電子署名

・口座に資本金を入金、入金証明をとる

・書類をまとめる

・登記

・履歴事項証明書など取得

・法人用、銀行口座の作成

・法人用、取引所アカウントの作成

どの程度の期間がかかったか

1~2ヶ月がかかりました。これは単に途中でほかの業務などが忙しくなったり私の怠惰な性格のためであり、同じ方法論でも最短2-3週間に圧縮できます。

合同会社を作るのにどのような費用が発生したか

・登記免許料 6万円

・電子定款作成用のCD-R 455円

・CD-Rを書き込む用ポータブルドライブ 2059円

・会社の印鑑 1.59万円(設立freee経由で発注)

・専門家の電子署名費用 0円(freeeに課金したため、本来0.5万円、紙での定款の場合は印紙代4万円)

合計 78414円

電子定款の採用、freeeに課金などにより78414円と比較的費用を抑えることができました。前述しましたが司法書士に対応を依頼する場合は上記実費費用プラス、依頼費用10万円が相場のようです。

また、設立freee経由で1.59万円で会社の印鑑を作成しておりますが、5000円前後で楽天で作成可能と風の噂を聞きました。余力がある人は調べてみるのもよいでしょう。

そのほか、上記はあくまで法人登記のために必要な費用であり、税理士の顧問料や法人設立後の法人銀行口座、取引所のアカウント開設等のために一定の費用が発生することもお忘れなく。
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