さらに、プライム会員向けのAmazon Music Unlimited個人プランも月額880円から980円、年額8800円から9800円に改定される。
すでに会員の人の場合、同じプランで更新するなら1カ月後の2023年9月24日以降の請求から、改定後の会費が適用される。「あれ、いつ更新されるんだっけ?」と忘れてしまった人は、「Amazonプライム会員情報を管理する」へアクセスすると、現在の会員タイプや更新日、この1年でいくら得しているのかを確認できる。
Amazonプライムの会員になっていれば、プライムマークが付いた商品なら、配送料無料などの特典が受けられ、Prime Videoの会員特典対象ビデオが見放題。さらにAmazon Muzic Primeで1億曲の楽曲が聴けたり、Prime Readingで対象の本が読み放題。そのほかにも、Prime Gamingや会員限定先行タイムセール、写真を無制限に保存できるAmazon Photosなど、おそらく全ての特典を活用しきれている人は少ないのではと思うほどの充実ぶりで、年会費が1000円上がったところで退会する人はほとんどいないだろう。
むしろ、日本の会費は海外に比べて非常に安く、米国では今年2月18日から値上げされ139ドル(約2万円)にもなる。もちろん物価や人件費の違いはあるものの、日本はかなり優遇されている感が強い。
今回の値上げの要因は公表してはいないが、人件費や配送コストの上昇を吸収するためだと思われる。Amazonは「今回の価格変更後も、プライム関連プログラムの充実、デジタルコンテンツのセレクション拡大、配送スピードの向上、そしてよりご満足いただけるプライム会員限定セールの提供を目指します」としており、値上がりは痛いものの、それ以上に活用して値上がり分を取り返そうとするのでは?
出典:Amazon「Amazonプライム会費」より