マッスルデリは2016年に創業。たんぱく質など栄養素を最適化させた食事を届けるボディメイクフードサブスクリプション事業「Muscle Deli」、一人ひとりの目的や好みに合わせた食事を届けるカスタムミール事業「YOUR MEAL」などを展開している。
一方でDM三井製糖は2022年、連結子会社であるニュートリー(高齢者や病院向けに栄養療法食品・嚥下障害対応食品事業を営む)とともに、テルモから栄養食品事業の資産を譲り受ける契約に合意。また、色素・ゲル化剤・食品添加物等に関する知見を持つタイショーテクノスなどの連結子会社も有し、食の変化に対応した事業拡大を目指している。マッスルデリのM&Aを皮切りに、栄養補給食品の新ブランドとなるパートナー企業を募っていくという。
マッスルデリ取締役CPOの西川真梨子氏は次のようにコメントした。
「マッスルデリは7期目になり、今後の事業拡大には大手企業の研究開発力やネットワーク力が必要だと考えていました。そんななかDM三井製糖に出会いました。同社の技術、研究開発力を生かしたユーザー目線の魅力的なプロダクトを作り、グループ内外の企業との連携も深めることで、社会により大きなインパクトを与えていきたい」